2017年度取り組み

●市民活動活性化事業「5つの柱」

 岡崎いきいき市民活動センターでは幅広い層に対応した市民活動の活性化に取り組むために5つの柱からなる事業を展開しています。

大学学生連携事業・・・・岡崎ガーデンプロジェクト

高齢者交流事業・・・・・中高年のためのピアノサロン,岡崎歌声クラブ

地域交流・連携事業・・・京の七夕,岡崎ワールドミュージック,わいわい文化祭

文化芸術・交流事業・・・ロームで歌おう,レコード楽譜図書館,必殺仕事激写人

                                                             2017春の岡崎セッション

市民活動支援事業・・・・チラシレイアウト講座,センターサークル紹介月間

 

【大学学生連携事業】「岡崎ガーデンプロジェクトⅣ」

●事業報告会&桜の植樹ワークショップ

日時:2018年3月1日(木)13:30~15:00

場所:当センター分室1階 和室ほか

 

 平成29年度の事業報告会として,1年間の岡崎ガーデンプロジェクトの報告会をしました。

その後,NPO法人地球デザインスクール理事の曽和氏によるミニ講演「岡崎ガーデン倶楽部の楽しみ方」がありました。平成24年度当時のセンター外観やちびっこ広場の様子がプロジェクターで紹介され,どのような意図をもってコミュニティガーデンが出来上がってきたか当時の問題点を振り返りながら紹介されました。

そのあと,Elysian Garden藤津氏がファシリテーターとなって,「これからの岡崎ガーデン倶楽部」について,参加者から意見を出し合いました。多くの人が気軽に参加できるように,「次〇月〇日,〇時より花を植えますなど,掲示をして参加者を募ってはどうか?」,「音の庭での音楽イベントに合わせて,花を植えてはどうですか?」など出た意見を参考に,次年度の活動につなげていきたいと思います。

 その後,3種類の桜の植樹会をしました。1本はもともとちびっこ広場に生えていたヤマザクラ系のもの,もう1本はガーデン倶楽部参加者の方が持ってきてくださった桜,白川縁の桜並木から苗木を育てられたオオシマザクラの3種類が,植木屋さんによって植えられました。今年の春にはまだ花が咲かないものもあるでしょうが,数年後にはこの岡崎いきセンから花が広がると思います。

【大学学生連携事業】「岡崎ガーデン倶楽部プロジェクトⅢ」

●4月から1年を通して看板づくりとコミュニティガーデンの整備

 日 時:平成29年4月~11月

  •  センターの向かいにあるちびっこ広場に「会議室」や「駐輪場」の案内看板を設置しました。また,本館と分室の間をつなぐ通路にはコミュニティガーデンの看板を設置しました。
  • コミュニティーガーデンには,季節の花や野菜などをスタッフやご近所の方々を中心としたガーデン倶楽部メンバーが植えたり水やりなどの手入れをしています。今年はキュウリやおいもなどを収穫したばかりでなく,コンニャクイモを収穫してこんにゃくを作ってみました。次の春にいちごがまた実るように,苗も育てています。

 ●植栽ワークショップ

日 時:11月15日(水)

場 所:音の庭(センター本館 二条通に面した庭)

講 師:辻本知載(花屋SUiU 店長)

参加者:9名

 

 ワークショップ形式で,センター音の庭の花壇に冬を彩る花を利用者の方々と植えました。講師の辻本さんから冬の花の手入れ,植付の時のコツなどを分かり易く説明をうけた後,参加者でおしゃべりを楽しみながら,ひとり5,6株を植えました。花をどう並べればきれいに見えるのか,初めて会う参加者同士も和気あいあいと植え,お土産としてセンターで増やしたイチゴ苗を持って帰ってもらいました。

 きれいな花は厳しい冬でもセンターに明るい色どりを加えてくれます。

【高齢者交流事業】「中高年のためのピアノサロン」

 

日 程:(練習)2017年8月9日,23日,30日,9月6日,13日 (計5回) 

    (発表会)2017年9月16日(土)

場 所:(練習)岡崎いきいき市民活動センター 和室

    (発表会)ロームシアター京都ノースホール

参加者:9名

  

 最も馴染み深い楽器といえば「ピアノ」ですね。ピアノを通じての仲間づくり居場所づくりとして,グループでレッスンを楽しむ「ピアノサロン」。ロームシアター京都にて発表会をめざして練習にとり取り組みました。

  参加者の方はは全員初対面にも関わらず,初回からサロンには和気あいあいとした雰囲気が出来ていました。発表会に向けた意気込みや不安を共有し,地域や身の回りで起こっている出来事を互いに話しながら,交友を深めていきました。発表曲については講師と相談しながら仕上げていき,ぐんぐんレベルが上がっていく参加者もおられました。晴の発表会では,練習の成果を存分に披露されました。


 〈アンケート感想より 〉

・和気あいあいと楽しくレッスンが受講できてとても良かったです。

・歳だと諦めず何事にも挑戦してみようと,結果はどうであれ勇気を出してみました。短期間でも一生懸命に取り組めたことは私の大きな宝物になりました。

・見ず知らずの人達との3か月の活動でしたが,達成感を共有できて同志の気持ちを持てました。55年振りでピアノレッスンをして,楽しみを感じています。

・久しぶりのピアノに触れてみて,気持ちも若返り楽しい時を過ごせました。発表会は緊張しましたが,気持ち良かったです。

・先生はじめ,皆様と和やかに交流でき,楽しい時間が過ごせました。音楽と歌が大好きな孫に,おばあちゃんでも勇気を持ってやればこんな事にもチャレンジできる事を見せることができました。


【高齢者交流事業】「岡崎歌声クラブ」

 

日 時:(練 習)平成29年10月13日・11月10日・12月8日・平成30年1月12日(計4回) 

    (発表会)平成30年2月3日(岡崎わいわい文化祭)

場 所:(練 習)岡崎いきいき市民活動センター

    (発表会)京都市国際交流会館 イベントホール

参加者:練習参加者 延べ76名

    発表会参加者 38名

 

 「岡崎歌声クラブ」では,歌唱を通して高齢者の仲間づくり,健康づくり,自己表現の場を提供しております。練習の成果は「岡崎わいわい文化祭」で披露いたしました。

 本年のレパートリーは「月の沙漠」と「ユー・アー・マイ・サンシャイン」でした。単なる斉唱ではなく,男女パートを分けて合唱形式にして曲の雰囲気づくりを意識しながら,しっかりと練習しました。その甲斐あって本番では元気な歌声を届けることができました。「ユー・アー・マイ・サンシャイン」の最後の「イェー!」の掛け声では会場から大きな声援を頂きました。

 本事業をきっかけに,表現する喜びを得ることや健康づくりにとどまらず,他のサークルへの参加,市民活動団体への参加いただければと思います。また発表会として,岡崎自治連合会主催の「わいわい文化祭」に参加できたことは,地域貢献の意識向上に寄与できたと思います。


〈アンケートより感想〉

・毎回たのしく歌わせていただきました。トークもピアノもたのしかったです。

・楽しい時間を有難うございました。又来年も来たいと思います。

・歌は好きなのですがコーラスはした事がないので少し不安がありましたが,すごく勉強になっています。気持の良いひと時を過ごさせていただき感謝しています。

・とても楽しく歌をうたえて喜んでおります。ありがとうございます。


【地域交流・連携事業】「京の七夕 コミュニティステージ 」

 

日 時:2017年8月11日(金)12日(土)各日16時~18時

場 所:岡崎いきいき市民活動センター 前庭

出演者:37名

観 客:約170名

プログラム内容:コーラスグループ,尺八独奏,ギター弾き語り,オカリナ合奏,二胡合奏,他

 

 京都では旧暦の七夕にあたる8月に市内各地の会場で,七夕のイベントが開催されます。ここ岡崎でも「岡崎プロムナード 星の響宴」と銘打ち,周辺の施設,店舗の協力・連携によりイベントが開催されました。当センターでは,センター利用者を主な出演者として音楽を中心としたパフォーマンスを屋外でおこないました。当日まで天気やお客さんの入り具合等心配しましたが、はじまってみればびっくり! 天気に恵まれ、多くのお客さんに来ていただきました。出演者の皆さんの心温まる演奏やセンター利用者さんに記入して頂いた短冊が会場を彩り、良い雰囲気でステージが開催できました。 ご来場頂きました皆様、素敵な演奏をしてくださった出演者の皆様、ありがとうございました。 来年もまた、このようなステージができますように....


〈アンケートより感想〉

  • アットホームな雰囲気が良かった。
  • 面白い楽器が見られてよかった。
  • 夏の夕暮れの素敵な時間をありがとうございました。
  • オカリナでジャズを初めて聞いた。
  • 尺八が京都とマッチングしてとても良い。

【地域交流・連携事業】岡崎わいわい文化祭

 

日 時:2018年2月3日(土)

    開場12:30 開演13:00 終演16:00

場 所:京都市国際交流会館 イベントホール

出演者:304名

観 客:320名

 

 岡崎地域で行われている岡崎わいわい文化祭。自治連をはじめ,地域の方々によって企画から当日の運営までを行っている文化祭です。出演団体も,岡崎地域の教育機関,福祉施設,団体を中心に構成されています。当センターからも「歌声クラブ」が出演し,素敵なハーモニーを奏でました。

地域の人が一堂に会する機会に,日頃の活動成果を披露することで,各団体の認知や交流を生みました。また,本番まで運営側,出演側で,どうしたら良い文化祭になるのか等,より良い運営について話し合いを重ねました。

その甲斐あって,会場は終始満席。岡崎の魅力を思う存分伝えることが出来ました。また,大きなトラブルもなく無事わいわい文化祭を終えることが出来ました。 

出演側,運営側両方の協力があっての「わいわい文化祭」。来年度もお楽しみに~!

【地域交流・連携事業】岡崎ワールドミュージック工房

日 時:2018年10月29日(日) 開場10:00~17:00

場 所:妙傳寺

来場者数:約500名

例年,1000名以上が集う東山二条角の妙傳寺,大恩寺を中心とした岡崎ワールドミュージックフェスティバル。岡崎地域のお店による屋台と,ワールドミュージックをキーワードにしたミュージシャンと地域の人たちが集うエリアを盛り上げるイベントです。

今年は,想定外の台風で例年よりは来場者が減ってしまいましたが,台風にも負けず多くのミュージシャンが素敵な音楽を聞かせてくださいました。

今回は京都文教大学の連携を行い,地域公共政策士資格取得のためのフィールドワークとして,20名もの学生にボランティアとしてかかわってもらいました。当日スタッフとして動いてもらい,イベントを体験するだけでなく地域イベントを彼らの目から分析し,後日発表してもらいました。

 

【岡崎ワールドミュージックフェスタの様子】

【ニコラ・リバレ氏講演会】

日本最大のワールドミュージックイベント「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド(以下:スキヤキ)」(富山県南砺市)のプロデューサー,ニコラ・リバレさんを招聘し,27年間にわたるスキヤキの取組を紹介してもらいました。

行政と市民のかかわり,ボランティアスタッフの動きや,アーティストが滞在しながら小学校などに出向きワークショップを開催するなど,地域に根付いた音楽イベントになるまでの仕組みづくりをお伺いしました。

ゲストスピーカーとして,ロームシアター京都 館長の蔭山陽太さんと,岡崎魅力づくり推進協議会の大島祥子さんを招いての座談会も盛り上がりました。

【精華大学ポピュラーカルチャー学部 おおしまたくろう氏 ワークショップ】

音の間(ま)にいらっしゃい ~測角で聴く音の世界~

妙傳寺の塔頭本光院にて京都精華大学ポピュラーカルチャー学部のおおしま氏,落先生,学生たちとワークショップを開催しました。

おおしまさんが考えられた,独自の楽器 触角型楽器Shake Bug(シェイク・バグ)を,お寺のお部屋で作りました。これはアンプにつなぐことで,触角の部分があちこちに触れることで色々な音がでる楽器です。

また,パフォーマンスの時間があり,和室に広げられたプラレールの線路や動くバイオリン型楽器ロボ,くるくると回るタコ足ハンガー型楽器など,おもちゃとアートとノイズが共存しました。

アートなのにノイズなのに,最も熱心に参加していたのは子どもたちだったでしょうか。すごく楽しそうにずっと遊んでいました。

【文化芸術交流・連携事業】「ロームで歌おう ポップス編・ゴスペル編」

 

本番日時:2017年9月16日(土)13時半開演 16時半終演

発表場所:ロームシアター京都 ノースホール

入場無料

♪ポップス編

練習日時:2017年7月21日,8月4日,18日,9月1日,15日(金)18:30~20:00

練習場所:岡崎いきいき市民活動センター 

講  師:あかしなおこ先生

参  加   者:26名

 

♪ゴスペル編

練習日時:2017年7月29日,8月5日,19日,9月2日,9日(土)13:00~14:30 

練習場所:岡崎いきいき市民活動センター 

講  師:濱田のぶよ先生

参  加   者:40名

 

 昨年よりはじまった「ロームで歌おう!LIVE・LIVE・LIVE(リブリブライブ)」は岡崎ハレ舞台(*1)コラボ事業として地域一体の盛り上げを担うイベントとして開催されました。今年も300席ある客席はいっぱいのお客様の笑顔で埋まりました。

市民参加によるコーラスイベントは,決して完成度が高い芸術的な完成された歌声というわけではないのですが,客席と一体となってあたたかい雰囲気の中に歌声が響きます。

このイベントを開催することによって,センターとロームシアター京都のつながりを深め,連携して地域活性化を行う関係を深めることにもなりました。

また,今回の講座をきっかけに,3~4名の参加者が定期利用団体のコーラスや他のサークルに加入されたり,他の事業などへの参加があり市民活動につながっていきました。

 

岡崎ハレ舞台とは?

京都随一の祝祭空間である岡崎エリアを舞台に,昼夜にわたり賑わいを創出するイベント「京都岡崎ハレ舞台」。

9月16日(土曜日)・17日(日曜日)両日にわたり以下のイベントが開催されました。

〇日中韓の3都市における文化の交流により,文化による発展等を目指す「東アジア文化都市2017京都」

○日中韓の音楽・舞踊公演等も盛り込んだ「京都岡崎レッドカーペット」,

○日中韓の食文化を体感できる「グルメイベント」,

○京都市美術館別館にプロジェクションマッピングを上映する「岡崎ときあかり」,

○ステージ環境の充実や出展エリアを拡大する「京都国際マンガ・アニメフェア」

〇岡崎エリア内の各施設においても特別な催しや,来訪者に回遊しながら楽しんでいただける周辺店舗等との連携企画を行うなど,地域が一体となって盛り上げます!


<アンケートより感想>

・先生はじめ,参加者の皆様がとてもやさしく親切で,安心してレッスンを楽しく受けることができました。ありがとうございました。

・リズミカルな曲では,少しフリもついていて大変楽しかった。

・いろいろな年代の方がいてよかったです。

・練習のための音源もいただけ,車で練習できたのがありがたかったです。先生も,歌いやすく盛り上げてご指導くださったり,励まして下さったので楽しく来ることができました。


【文化芸術交流・連携事業】「レコード楽譜図書館Ⅷ」

レコードを聴く会2月「メタルでポン!」

 

日 時:2018年2月24日(土)14時~15時半

場 所:岡崎いきいき市民活動センター 和室

企 画:手塚泰彦さん(音楽愛好家)

参加者:14名

 

 今年度最後をレコードを聴く会は「ヘヴィメタル」です。1980年代からMTV(ケーブルテレビ音楽専門チャンネル)で取り上げられた曲を中心に紹介して頂きました。「ヘヴィメタル」と聞くと快活なイメージがありますが,しっとりした曲や,メロディックな曲もあり,実は誰にでも楽しめる音楽なのです。これからもセンターではいろいろなジャンルの曲を紹介していきたいと思います。

【文化芸術交流・連携事業】「レコード楽譜図書館Ⅷ」

平成27年度から,市民の皆さんの企画で毎月第4土曜日に様々なジャンルのレコードを聴いています。

●レコードを聴く会1月「1960年のヒット曲」

日   時:2018年1月27日(土)14時~15時半

場   所:岡崎いきいき市民活動センター 和室

企   画:市瀬俊治さん(レコード愛好家)

参加者: 17名

 

 企画者の市瀬さんがおすすめする1960年のヒット曲。小林 旭からベンチャーズまで様々なジャンルが並びました。また今回は参加型!企画者のみならず,参加者さんが持ち寄った1960年のレコードを紹介するコーナーも設け,わいわいと盛り上がりました。レコードを通して参加者さんたちの交流が深まり,よい時間がもてました。

 

レコードを聴く会SPECIAL~文化人をお招きし,レコードの魅力を探ろう~

●レコードを聴く会12月「12月生まれのジャズボーカリストたち」

 

日 時:2017年12月23日(土)14時~16時

場 所:岡崎いきいき市民活動センター 和室

講 師:新川達郎氏(レコード愛好家・同志社大学大学院総合政策科学研究科教授)

参加者:36名

 

 毎年好評頂いてます,レコードを聴く会SPECIALは,レコードを魅力をより深く知ってもらえるよう文化人をセンターにお招きし,講演頂いています。今回は同志社大学大学院の新川先生をお招きしての開催となりました。

 会は12月生まれのジャズボーカリストをテーマにフランクシナトラのクリスマスソングでスタート。12月1日生まれのルー・ロウルズ,12月6日生まれのアニー・ロスと並び,12月23日のチャット・ベイカーとエスター・フィリップスまで。たくさんのジャズボーカルを聞きました。


〈アンケート感想より 〉

  • 初めてきて,感動しました。スピーカーも良く聞きやすく,先生,スタッフの皆様ありがとうございました。又来たいです。(初参加 60代)
  • 珍しい曲も含め,素晴らしい選曲で楽しく聴かせて頂きました。シンガーのバックを支えているプレーヤーの腕前にも注目。感謝!(初参加 80代)
  • Chet Bakerが好きなので,年代別の違いが聞けたら嬉しいかな。やはりルイアームストロングがハッピーにさせてくれます。(初参加 60代)


 

●レコードを聴く会11月「1960年のヒット曲」

日 時:2017年11月25日(土)14時~15時半

場 所:岡崎いきいき市民活動センター 和室

講 師:辻野隆雄さん(レコード愛好家・オートハープ愛好家)

参加者:20名

 

 カントリー,ブルーグラス等,「アメリカ音楽のルーツを聴こう」の企画は3年目に入りました。年を追うごとに参加者も増え,今年もフォギーマウンテンボーイズ,ブルーグラスボーイズ,ビル・モンローまそ人気アーティストの作品を多く取り上げ,多くの観客の方々と盛り上がりました。また今年9月に逝去された,諸口あきら氏の追悼特集も組まれ,京都ゆかりの諸口氏の思い出話にも花が咲きました。

 

●レコードを聴く会10月「SPで聴くシューちゃん(シューベルト)」

日 時:2017年10月28日(土)14時~15時半

場 所:岡崎いきいき市民活動センター 和室

企 画:桝井 幹生さん(レコード愛好家)

参加者:14名

 

  今回はシューベルトを特集。歌曲をはじめとして数々の傑作を残したシューベルト。その中でも特に名演として名高い演奏をSPレコードで紹介して下さいました。昨年度に引き続き,寄贈下さった真空管アンプもお目見え。レコードだけでなく,機器についても楽しめる贅沢な時間となりました。

 

●レコードを聴く会9月「米軍慰問レコード -Vディスク-を聴く」

日 時:2017年9月23日(土)14時~15時半

場 所:岡崎いきいき市民活動センター 和室

企 画:中村誠治さん,野入省吾さん(レコード愛好家)

参加者:30名

 

 9月のテーマは「米軍慰問レコード Vディスクを聴く」。多くの方に来ていただき,会はいつもに増しての大盛況でした。Vディスクとは,第二次世界大戦中のアメリカ軍慰問のためにつくられたレコードのことです。「V」はVictoryの頭文字からとられています。その貴重さから,ほとんど市場に出回ることがないVディスクをドーンと紹介して頂きました。また,皆さんの熱い視線の先には,第二次世界大戦中にアメリカ軍の戦地へ届けられたSPレコードと蓄音機が。。。企画者中村さんのVディスクについてのあれこれ話や,SPレコード独特の音色に皆さん興味津々! 貴重な代物に出会えたこと,お話が聞けたことに感謝です。

●レコードを聴く会8月「大映ドラマ」

日時:2017年8月26日(土)14時~15時半

場所:岡崎いきいき市民活動センター 和室

企画:ジョニー・アップルシードさん(音楽愛好家)

 

 8月のテーマは「大映ドラマ」。大映テレビが制作したドラマの挿入歌を紹介して頂きました。大映ドラマを見たことがない私でも知っている曲がちらほら。「ヒーロー」(スクールウォーズより),「今夜はANGEL」(ヤヌスの鏡より)等々。この曲ってあのドラマの主題歌だったんだと小さな発見に少し嬉しくなったり…。

 

レコードを聴く会SPECIAL~文化人をお招きし,レコードの魅力を探ろう~

●レコードを聴く会7月「モノラルとステレオ 魅力の違いを楽しむ」

 日時:2017年7月31日(土)14時~15時半

場所:岡崎いきいき市民活動センター 和室

企画:湯浅学さん(音楽評論家)

 

 今回はスペシャル企画。音楽評論家の湯浅学さんをお招きし,レコードの魅力について,たっぷり語って頂きました。当初のテーマは「モノラルとステレオ 魅力の違いを楽しむ」でしたが,さらに奥深いお話,盤の違いについても触れて頂きました。CDと違い,レコードは一枚一枚音色が違うそう。プレスされた場所,状況,職人さんのこだわり。そういったものがあわさって,一枚のレコードが出来上がります。そんな背景を聞くと,手元にあるレコードがなんだか愛おしく思えてきますね。

 

●レコードを聴く会6月「ロンドンで買ったレコードから聴く」

 

日 時:2017年6月24日(土)14時~15時半

場 所:岡崎いきいき市民活動センター 和室

企 画:桝井信孝さん(アマチュア選曲家)

参加者:23名

 

 今回は企画者の桝井さんがロンドンで購入されたおすすめレコードを紹介。イギリスのレコード店事情の紹介もして下さり,興味深いお話盛りだくさんの会でした。また,レコードの雑音を防ぐため,ミキサーを使って曲と曲のつなぎ目を滑らかにするなどして,レコードを聞きに来た人にとって快適な空間を提供して下さいました。

 

 ●レコードを聴く会5月「リュート音楽を聴く」

 日時:2017年5月27日(土)14時~15時半

場所:岡崎いきいき市民活動センター 和室

企画:竹内英夫さん(音楽愛好家)

参加者:17名

 

 今回のテーマは「リュート」。リュートとは,16世紀から17世紀を中心にヨーロッパで広く愛用された弦楽器です。リュートのレコードはあまり店に出回らないそうで,お目にかかる機会が少ないとか。今回はそんな貴重なレコードを聴く機会に恵まれ,会を開かせて頂きました。これからもセンターでは,市民の皆様の大切なレコードをどんどんご紹介していきたいと思っています。

 

 ●レコードを聴く会4「カンツォーネを楽しもうⅢ(映画音楽編)」

 

日 時:2017年4月22日(土)14時~15時半

場 所:岡崎いきいき市民活動センター 和室

企 画:カンツォーネ・マジカ(カンツォーネ鑑賞会団体)

参加者:19名

 

 今年度最初のテーマは「カンツォーネ」。1950年代から1970年代にかけて日本でも数多くのヒット曲が出た、イタリア歌曲。今回は映画で使われた曲を中心にレコードがズラリと並びました。”ジェルソミーナ””死ぬほど愛して”など、思い出のイタリア映画音楽を映像とともにご紹介下さいました。

【文化芸術交流・連携事業】「必殺仕事激写人」

 

日 時:2018年2月17日(土)14時~16時

場 所:岡崎いきいき市民活動センター 会議室1

講 師:クロセ ロク さん(写真家)

参加者:8名

 

 舞台裏を支える職業人を紹介する「必殺仕事人シリーズ」。今回は写真の職人をクローズアップ。デジタルカメラ,スマートフォンの普及で写真撮影が一般化する中,プロの写真家はどのように撮影しているのかを講師を招いてワークショップ形式で開催しました。

 講師より撮影に関してノウハウについて解説のあと,写真撮影に関する相談や,実践として花など身近な対象物で撮影。撮った写真についてのアドバイス意見を交わしました。

 デジカメ,スマートフォンで手軽に写真撮影ができることを紹介できて,参加者への技術向上や生きがいづくりに貢献できました。また,習得した技術を活かす場所として市民活動イベント等の参加を促すことができました。

 招聘した講師には,市民活動の重要性を理解して頂き,今後のイベント等のサポートとして参加願えるきっかけができました。


<アンケートより感想>

・本日の講座は,大変丁寧に説明して頂きましたので,とても勉強になりました。スタッフの方達のフォローも楽しく学べました。

・スマホのアプリで様々な修正ができること,被写体と壁の色とコントラストや,構図などによって花の持つ表情が生きて見えるなど,良い時間を過ごせました。

・写真も絵も見方が(撮り方)一緒と言われ,実際に取り方を教えて頂き,その構図はとても絵に描きたい構図だったので,大変勉強になりました。

・実際に撮影したものを見ていただく機会があり,勉強になりました。状況による撮り方もポイントを教えて頂いたので,今後に生かしてみたいです。

・カメラについての勉強を初めて参加させていただきました。思っていたより奥の深い世界だなあと感じて,今後も勉強したいと思いました。

・年齢や性別を超えて,好きなカメラを通して交流ができて楽しかったです。ボランティアとして写真を撮ることにとても興味があります。是非参加させてください。


【文化芸術事業】「2017春の岡崎セッション」

 

日 時:2017年年4月29日(土・祝)14時~16時

場 所:岡崎いきいき市民活動センター

出 演:The Twins(ツインズ),カサスリムwith武藤ケンイチ

参加者:24名

 

 京阪神で活躍するプロのミュージシャンを招き,センター内で音楽ライブを行いました。当初センター前庭で行う予定でしたが,途中雨天のため急遽屋内での開催となりました。

当初,センター前庭にて路上ライブを予定していたため,事前申し込みを受け付けていませんでしたが,開催数日前より開催内容の詳細や入場料の有無についての問い合わせをいただきました。センターの企画に対する関心の高さがうかがえました。

【市民活動支援事業】「岡崎いきセン紹介月間」

 

●サークル紹介月間

紹介期間:2017年8月&9月

配布場所:岡崎いきいき市民活動センター,他京都市施設

参加団体:24団体

 

 センターを利用している団体の活動紹介と周知や新メンバー募集のため,各団体の活動内容紹介と活動日を記載したチラシを作成し配布しています。このチラシを見て,サークルに入られる方も多く交友が広がった方,歌や楽器を楽しみ充実した日々を送られている方,卓球や体操など体を動かして健康づくり・仲間づくりに励んでおられる方岡崎でいきいき人生を満喫されています。

(下写真左上のチラシのPDFのリンクはこちら!)

●左京区民ふれあい祭り ブース出展

日 時:2017年7月23日(日)11時~15時

場 所:みやこめっせ(京都市勧業館)

出展団体:SKYウクレレサークル(ウクレレ体験),ショッコラン(フラワーアレンジメント体験)

     AA岡崎ミーティング(アルコール依存度テスト),楽桃会(書道体験) 

 

 左京区民ふれあい祭りに「岡崎いきいき市民活動センター」としてブース出展し,センター利用者による活動の紹介を行いました。ブースではサークルの活動紹介と,来場者に向けて時間ごとに区切ったワークショップや体験コーナーを開催しました。

 今年は,来場者の方々が無料で楽しめるウクレレ体験や,書道サークルによる筆で書く暑中見舞い,社会的な課題アルコール依存症からの立ち直りを考える自助グループ,AAミーティングメンバーによる「アルコール依存度テスト」など時間を区切って開催しました。それぞれ多くの方がコーナーをのぞいてくださったり,ワークショップの体験されましたが,一番人気はフラワーアレンジメントコーナー。ふれあい祭の終了時間近くになっても長蛇の列が続きました。

 ここで配ったチラシや体験をもとに,当センターのサークル活動に加入された方もおられ活動が広がっています。

【市民活動支援事業】「チラシレイアウト講座 はじめよう市民活動!」

 

日 時:2017年7月5日(水)19時~20時半

場 所:岡崎いきいき市民活動センター 

講 師:村田 涼子さん(イラストレーター・デザイナー)

参加者:20名

 

 デザイナーであり,市民活動センターなどの公共施設の広報物作成の実績がある村田先生に,対象者を考えたチラシ,相手に伝わるレイアウトといったテーマで講義を行ってもらいました。また講師が実際に作ってこられたチラシをみて参考にしながら,その後同じ素材を使って受講生全員が各自でレイアウトを考えながらサンプルチラシを作成してみました。できあがった作品は講師からの講評の他,互いによくできた例,改善点などを述べ合いました。時間いっぱいまで参加者のみなさんは,持参したチラシへの改善点などのアドバイスを受けておられました。

 


<アンケートより感想>

・初めは戸惑いましたが,レイアウトを自由に使っていいことがわかると,自分の困ったことにつなげて考えることができました。

・実践があってとても良かった。

 

・先生の話がとても分かり易く,今後にいかさせていただきます。みんなで同時にするチラシ作りが楽しかったです。すべての人のをみたかったです。